回答
職探しは自分に出来る仕事、あるいは自分にも出来そうな仕事を探す方が転職に成功する確率は高いでしょう。
解説
誰しもやりたい仕事が見つかる訳ではありません。むしろ、見つかる人の方が数少ないものです。
やりたい仕事探しで立ち止まるよりも仕事探しの基準を変えることの方が重要です。
まず、転職するに至った理由を洗い出してみましょう。
例えば、(1)長時間労働や休日出勤が多い職場で、このまま働き続けると健康を害すると思ったかどうか、(2)上司からのパワハラ的な言動を絶えず受けたり、同僚との会話が無いようなの職場で、人間関係が極度に悪かったかどうか、(3)労働時間や仕事量の割に給料が安かったかどうか、(4)営業や販売職であれば売上ノルマ、事務職であれば日々の業務量完遂のノルマ、配送・配達業務であれば荷主元への到着時間厳守や到着時間短縮のノルマ、ライン(生産)管理であれば1日に決められた生産量を上げることに加えて、不良品率を低下させるノルマ、飲食・介護など接客サービス業であれば腰痛などの職業病に加えて、長時間労働と顧客満足度を絶えず求められるノルマなど、どんな仕事であれ、ノルマや約束事を会社から求められます。
そんなノルマや約束事に対してやり切れなさを感じたかどうかなどなど…。今の仕事から転職しようかなと思った瞬間の理由は、こんな感じでしょうか。
転職の原因を分析して、再就職先はこういった事態を回避出来る職場探しが基準の1点目ですね。
次に、働く意味の大原則を考えます。
それは第一に生活する糧を得るということです。そして、糧を得ることを永く続けるためには、職を永く続けられることであると考えます。
これが基準の2点目になります。この2つの基準を考えると、職探しは自分に出来る仕事、あるいは自分にも出来そうな仕事を探す方が転職に成功する確率は高いでしょう。
自分に出来る仕事であれば、新しい仕事先で先述の(1)?(4)のような壁にぶち当たってしまっても、克服する自信はあるでしょうし、すぐまた転職…という事態にも陥らないからです。