回答
正社員の場合は厳しいです。
解説
うーん、難しいご質問ですね。厳しいお話になりますが、現実的に言って要介護の問題は再就職において不利になるとお考えください。
ただし、これはあくまで、正社員での就職にこだわった場合です。
雇用形態には、企業と直接、労働契約を取り交わして働く(1)正社員、(2)契約社員、(3)パート従業員、(4)アルバイト、企業に派遣されて働く派遣社員とに分かれております。
このうち、正社員での採用に関しては、採用する側の企業は、即戦力となりうるスキルや労働力といったものを求めています。
そうなると当然のこと、企業側からの制約は強くなります。
具体的には、勤務時間の制約や転勤、長時間労働の続く職場への異動…などなどです。
これらを考えますと、面接時に、要介護のご両親のことを話すと、企業側は採用を控えるケースが多くなるのも自明の理です。
したがって、何がなんでも、正社員や契約社員の立場での就職を考えるのではなく、少し、柔軟な視点で再就職活動を考えられれば、また、違った結果となると思います。
例えば、時間に融通の効くパート・アルバイトを生業にする…、配偶者がいらっしゃれば、複数でのパート勤務を家族全員で行い複数の収入を得る…など、時間に縛られる正社員や契約社員といった雇用形態で働くというような視点を変えてみることが良いでしょう。